以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.42-43を参考にさせていただきました。
1923年フランスの物理学者ルイ・ド・ブロイは「電子などの物質粒子には波の性質がある」と主張した。電子における「波と粒子の二面性」の提案だった。
このような波を「物質波」または「ド・ブロイ波」と呼ぶ。
ド・ブロイはアインシュタインの光子の考えに影響を受けていた。
ド・ブロイは電子にも光子と同じように表の粒子の性質だけでなく裏の波の性質があると考えたのだった。
「物質」を構成する電子が、波の性質をもつというのは衝撃的なことだった。
さらに、物質を分割していくと最終的には粒子と波の性質を合わせ持つ奇妙な代物が出てきてしまった。
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