まとめ 量子論の核心にせまる : 『みるみる理解できる量子論』より

以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.78-79を参考にさせていただきました。

電子は干渉する

干渉を起こすのは波特有の性質なので、電子は波の性質をもつことになる。
電子は「波と粒子の二面性」を持つ。そして「状態の共存」を持つ。

電子の波と発見確率

波の各点の基準線からの長さが長いほど、電子の発見確率は高くなる。
山や谷の頂点で、最も発見確率が高くなる。

観測すると電子の波は収縮する

電子の位置を確認しようと「観測」を行うと、空間に幅をもって広がっていた電子の波は、針状の幅のない波に「収縮」する。

そして、波が収縮した位置に電子が発見される。

不確定性関係

電子の位置を正確に決めようとすると運動量が不確かになり
運動量を正確に決めようとすると位置は不確かになる

これは、多くの状態が共存していて、その後実際に人間がどの状態を観測するかは決まっていないということ。

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