白亜紀末の6550万年前、地球を激しい天変地異が襲った : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.62-63を参考にさせていただきました。

白亜紀末の6550万年前、地球を激しい天変地異が襲い、1億年以上も地上に君臨してきた恐竜が絶滅した。

この天変地異を引き起こした原因に関する一番有力な説が「巨大隕石衝突説」である。
メキシコ・ユカタン半島の地下に、6500万年前ごろにできた巨大クレーターが確認されている。

巨大隕石(直径10キロメートル以上)の衝突で、岩石は蒸発し、ちりとともに大量のエアロゾル(窒素や硫黄の分子)が大気中に吹上げられ厚い雲をつくったと考えられる。

この厚い雲が太陽光をさえぎり、地上は急激に寒冷化に向かった。

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