以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.40-41を参考にさせていただきました。
約40億年前地球では生命が誕生した。
大気や海に溶け込んでいた様々な物質が、大気では太陽光や雷の放電現象などのエネルギーによって、海洋中では火山の熱によって、生命を構成する有機物を生み出した。
原始の海は海全体が熱水噴出孔(海底から高温の熱水が噴き上がる)のような状態だったに違いない。
タンパク質や核酸という物質がつくられ、それらが独自の進化を遂げ代謝機能自己複製機能などを獲得し、物質から生命へと変化した。
その後、タンパク質と核酸は共生し、原始生命が誕生。
最初は核に核膜を持たない「原核生物」があり、その20億年後、核に核膜を持つ「真核生物」が登場した。
……ということで
ここが単なる物質から生きている生命体への分岐点だったようですね。
物質の中には物質に留まるものがあり、その一方で生命体へと進化する物質も存在していた。その鍵は、熱やエネルギーだった。
ちなみに有機物を広辞苑で調べると「生物に由来する炭素原子を含む物質の総称。」となっています。
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