原始惑星が地球に衝突して月ができた : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.36-37を参考にさせていただきました。

月は今から約45億年前に誕生したと言われる。
一番有力な説は、「ジャイアントインパクト説(巨大衝突説)」。

約45億年前、火星くらいの大きさの原始惑星が地球に衝突し、地球のマントル物質と原始惑星のコアやマントルを形成していた物質が宇宙空間に飛び散った。
その一部は円盤状に地球を取り囲んだ。
地球を周回するうちに円盤には渦巻状の腕ができた。
その中から月の種となる天体が形成された。
それから約一年後、直径約3500キロメートルの月が完成した。

コンピューターシミュレーションによると、衝突から月の種となる天体の形成までに要した時間は一週間だった。

現在月は地球から約38万キロメートルの距離にあるが、誕生当時は約2万メートルしか離れていなかったと推定される。

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