有害な紫外線を防ぐオゾン層の形成により、ついに生物は陸上へと進出 : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.52-53を参考にさせていただきました。

光合成生物が放出した酸素は太陽の紫外線によってオゾンとなる。
大気中に酸素が多くなると、上層部にはオゾン層がつくられていった。

オゾン層ができたため、生物にとって有害な紫外線がブロックされ、紫外線量が減少し陸上で生命が活動する準備が整った。

海ではすでに生物たちの激しい生存競争がはじまっており、水中と陸上の両方で生活のできる生物は、競争相手のいない陸上へと向かっていった。

約4億5000万年前ついに植物が陸上に進出。
昆虫、肉質のひれをもつ魚類、両生類がそのあとに続いた。
脊椎動物は約3億6000万年前に上陸したと考えられる。

mil52047

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