頭に入った知識は、行動の燃料にはなりません。行動に結びつくのは、心に湧き起こった”感情”だけだからです。
以上を、金城幸政さん著 『あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法』の28ページから引用させていただきました。
成功の定義を富と名誉を得ることだと仮定すると、そこにはかなりの確率で旺盛な行動力を必要とするはずです。
誰かと何かを競うという局面では、練習や努力、根性は欠かせません。
他人と比べることによって得る「成功」には、より「行動」が不可欠に思えます。
な~んにも練習も努力もしないで、オリンピックや、世界最高峰のスポーツの大会で、唯一の勝利者となって成功者となるのは、確率的には絶望的に低いのではないでしょうか。
いわゆる「成功」には行動力が欠かせない。
じゃあどうやって行動力を身につけるか?
この本の著者の結論は、心に湧き起こった感情です。
つまり「やる気」?ですよね。
心に湧き起こった感情だから、それは行動に結びつく。
「やる気」がなければ、行動に結びつかない。
一方で「やる気」がなくても、なんらかの強制的要素が存在すれば、行動に結びつきます。
やる気があろうがなかろうが、行動すればなんらかの結果がついて来ます。
行動しなければ、大抵は、何の結果も得られません。
バシャールは、初めに観念があり、観念が感情を生み出し、感情が行動を生み出すと言っています。
「やる気」が起こるような観念がそこにあれば、実際に「やる気」が起こり、行動に移ると考えられます。
この場合の一番の問題は、頭ではやった方が良いと分かってはいるが、実際にはやる気が起こらない場合でしょう。
その場合、バシャールは、本当には分かっていないと言います。
本当に分かったとは、それを行動に移すことだと。
さらにバシャールは本来、頭と心の分離は存在しないと言います。
頭と心はひとつのものです。
だから頭では分かっているがやる気が起こらないというのはあり得ないはずです。
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