願いをかなえたいなら、ただ思うだけ
以上を、金城幸政さん著 『あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法』の132ページから引用させていただきました。
この本ではゴルフを例にとって説明しています。
もしゴルフが上手くなりたいのなら、例えば、ただ「フェアウェイに打ちたい」と思うだけ。
フェアウェイに打ちたいという願いをかなえたいのなら、ただ「フェアウェイに打ちたい」と思えばいい。
しかし実際はたいていの人は、それ以外のことを考えてしまう。
ネガティブなアレコレが起こらなければいいがと考えながら打ってしまう。
結果ウェアウェイには打てないことになる。
人は「思ったイメージ通り」に思いをかなえるそうだ。
だから打つ前にネガティブなアレやコレを思いイメージすれば、思った通りにかなってしまう。
……ということで、確かにそうですね。
私などもでっかい願いを思うときには、どうしてもやはり、内心どうせダメだろうけどと考えてしまいます。
常識的に考えて無理だからです。論理的合理的に考えても絶望的に確率が低いからです。
つまり願いがある時、その願いだけを「ただ思う」というのは、思考で生きている場合には、かなり難しいことだと思われます。
今までの経験、過去の誰かの経験、今まで学習してきた知識、今までに会得した論理的思考、等々それらを駆使して”考えて”しまうと、願いがかなうのは到底無理だろうけどという結論が先に来てしまう。
願いをかなえたいなら、ただ思うだけ
というのは、思考を差し挟むと、途端に難しいものになってしまう。
願いの成就を阻むアレやコレをたくさん考えてしまう。
一般的に考えて達成が難しい願いなら、なおさらそういう傾向は強くなる。
思考で生きている間は、ただ思うだけは、難しいのではないだろうか。
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