誰かがそれを食べようとしているとき、ある意味、その人は食べ物を「持ち続けない意思」があると言えます。
(中略)
その食べ物に栄養をもらい、自分のために食べ物を使うのです。この流れを経済的な視点で見ると、その人は、食べ物を「自分を通して流している」ことになります。
(中略)
こうして、食べるという行為を通して、「動き、養分を与え、拡大する」サイクルをつくっているのです。お金で成功している人は、ある意味、これとまったく同じことをしています。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.118-119より引用させていただきました。
食べ物を持っているだけで静止させているとそのうちに食べ物は腐ってしまいます。
誰かがそれを食べようとしたとき、その人は食べ物を静止の状態から動の状態に、持つ状態から持たない状態へと変化させようとしたことになります。
持っているだけではやがて腐ってしまう食べ物を、持たない状態、すなわち食べると、人は食べ物から栄養を得ることができます。
そして使い終えた食べ物は、体外に出て行き、今度は肥料としてより多くの食べ物を育てるのに使われます。
これが、動き、養分を与え、拡大するサイクルだとバシャールは言います。
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