市場経済は、社会の一人ひとりが持っている才能やスキル、能力を出しあったものが土台になってきます。人々は、自分の持っている才能やスキル、能力を表現し、発揮します。そして、そのようにして自分が社会に貢献した分だけ、今度は、自分が必要なものを社会から受け取るのです。
以上を、須藤元気 (著, 編集), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 尾辻かおる (編集), 大空夢湧子 (翻訳)『バシャール スドウゲンキ』P.67より引用させていただきました。
最近読書でアドラー心理学に基づいた本「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」を読んでいるんですが、この本を読んでみても、やはりこのバシャールの言う当たり前のことが真理なんでしょうね。
人が何かを実際に行動するから経済的な価値が生まれるのであって、人が何もしないでお金を儲けてしまうシステムはやはりおかしいです。お金のデータをあっちこっち移動するだけで儲けている人達のことです。
確かに人には楽して儲けたいという気持ちがあります。
でも、楽して儲けても虚しいのも事実です。
結局のところ社会に貢献しないと真の幸福感が得られないのが人間なんだと思います。
バシャールには以下のような言葉があります。
すべてのものに奉仕をすることが、自分自身への奉仕につながります。なぜならば、あなたは全体の一部だからです。by バシャール
バシャールの研究:個人が全体に対して奉仕すると、全体が個人を奉仕することになります。 その状態を体験するためには、個人と全体が完全に調和のとれた関係になければなりません。
それはやはりすべてはひとつだからなんでしょうね。
すべてはひとつです。同じものなのです。宇宙全体は、みなさんの反映です。そして、みなさん一人ひとりは、宇宙の反映です。 : 『人生に奇跡を起こすバシャール名言集』
……だから
ギブアンドテイクというのも存在しない。
すべてはひとつなんだから本当は与えることも奪うことも出来ない。
見かけ上そう見えるだけ……なんでしょうね。
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