人は、「時の流れ」という感覚と、自分が保有する概念を組み合わせてオリジナルのストーリーを紡ぐ。 : 雲 黒斎著『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』kindle版を読む

雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

人は、「時の流れ」という感覚と、自分が保有する概念を組み合わせてオリジナルのストーリーを紡ぐ。それが、「思考の次元」において一枚のスクリーンになっているんだ。これがおまえたちが「世界」と呼んでいるものだね。

とあります。

概念とは、「これはこれ、それはそれ」などの様々な意味や価値、定義。

この観点から見ると今日から始まる冬季オリンピックも、スキーやスノーボードやスケートなどで滑ったり飛んだりに時系列において様々な意味をつけているに過ぎませんね。

その意味づけとは、一番速い人に、金メダルを与えるという意味づけで、それ以前にオリンピックで金メダルを取ることは素晴らしいことだという意味づけがあり、その意味づけの前にオリンピックとは世界一を決める一番権威のあるものという意味づけがあります。

さらに今挙げた意味づけもただ単に私個人の意味づけのひとつであり、他の人はそういう意味づけを与えていないかも知れない。

つまり、如何に私が頭で考えて客観的に意味づけをしようとしてもそれは、永久にひとつのオリジナルストーリーに過ぎないことを意味する。

そして最後に、オリンピックも、スキーもスケートもスノーボードもそういう”遊び”のない冬はとってもつまらない冬でしょうね。


もっと あの世に聞いた、この世の仕組み

MIL41037

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