雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本によると、
「『何かを握りしめつづける(執着する)』ということは、努力が必要な『行為』だ。
だが、『手放す』というのは、その『握りしめつづけることをやめる』ということだから『行為』ではない。『行為をやめること』が『手放す』なんだ。」
とあります。
何か騙されているような気分になりますが、確かに、手放すというのは、行為ではないのかも知れません。
一方、何かを握りしめつづけるというのは、確かに行為であるし、しかも努力が必要です。
「手放すというのは、行為ではなく、行為をやめること」というのがポイントですね。
そして行為をやめるためにはまずその行為に気がつかなければならない。
バシャール的に考えると、行為というのは、観念があってそこから感情が生まれ思考パターンを行為に移すのだから、行為をやめるためには、その元である観念を無力化すれば良いことになりますね。
そして、観念を無力化する方法はそれに気づくことです。
ですから、このモットーを覚えておいてください。 「気づき=中立化、無力化されること」 つまり、気づけば、それは中立になって、無力化される、ということです。 by バシャール
努力についてバシャールは以下のように言っています。
自分でやりたくないことを一生懸命努力してやる必要はありません。努力して何かをやらなければいけないとしたら、あなたの目的に向かっての流れに反していることになります。 by バシャール
手放すに関してはこんなことを言っています。
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