『何かを握りしめつづける(執着する)』ということは、努力が必要な『行為』だ。だが、『手放す』というのは、その『握りしめつづけることをやめる』ということだから『行為』ではない。 : 雲 黒斎著『あの世に聞いた、この世の仕組み』を読む

雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本によると、

「『何かを握りしめつづける(執着する)』ということは、努力が必要な『行為』だ。
だが、『手放す』というのは、その『握りしめつづけることをやめる』ということだから『行為』ではない。『行為をやめること』が『手放す』なんだ。」

とあります。

何か騙されているような気分になりますが、確かに、手放すというのは、行為ではないのかも知れません。

一方、何かを握りしめつづけるというのは、確かに行為であるし、しかも努力が必要です。

「手放すというのは、行為ではなく、行為をやめること」というのがポイントですね。

そして行為をやめるためにはまずその行為に気がつかなければならない。

バシャール的に考えると、行為というのは、観念があってそこから感情が生まれ思考パターンを行為に移すのだから、行為をやめるためには、その元である観念を無力化すれば良いことになりますね。

そして、観念を無力化する方法はそれに気づくことです。

ですから、このモットーを覚えておいてください。 「気づき=中立化、無力化されること」  つまり、気づけば、それは中立になって、無力化される、ということです。 by バシャール

努力についてバシャールは以下のように言っています。

自分の本当にワクワクすることをやっている時には、努力をしません。人とぶつかることがありません。自分が本当にワクワクすることをやっていると、宇宙の豊かさが無限にやってきます。そしてそれを続けることができます。 by バシャール

自分でやりたくないことを一生懸命努力してやる必要はありません。努力して何かをやらなければいけないとしたら、あなたの目的に向かっての流れに反していることになります。 by バシャール

手放すに関してはこんなことを言っています。

高い次元の波動と意識レベルを合わせていないかぎり、インスピレーションを受けて新しい方法を模索することはできないのです。ですから、新しいものが見えてくる前に、古いものを手放す必要があります。 by バシャール

高い次元の波動と意識レベルを合わせていないかぎり、インスピレーションを受けて新しい方法を模索することはできないのです。ですから、新しいものが見えてくる前に、古いものを手放す必要があります。 by バシャール

自分が一番ワクワクすることを行動に起こすのだ、ということに忠実でいてください。でも、豊かさがどのようにやってくるか、その形は期待しないでください。期待を手放すとき、あなたは本当に豊かになるからです。 by バシャール

 


あの世に聞いた、この世の仕組み

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