「幸福とは、その『才能』に比例する」という仮説 : 雲 黒斎著『あの世に聞いた、この世の仕組み』を読む

雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に

「幸福とは、その『才能』に比例する」

とあります。

これはこの本の著者の幸福に対する仮説です。

「幸せ」は、「才能」。
だとすると、誰もその人の幸せを取り上げることはできない。

「幸せ」という名の才能が豊かな人は、何をやっても、どこにいても幸せなはず。

しかし、他者が、「幸福は、環境に比例する」という仮説を持っていると、周辺環境が幸せだから幸せそうに見えると勘違いしてしまう。

「幸せな人」というのは、「幸せな環境に恵まれている」というより、「幸せという才能が豊かなのだ」ととらえると、嫉妬心も湧かないだろう……とのこと。

このように、この本の著者による「幸せ」に対する新しい仮説は

与えられた環境によって幸せになるのではなく、幸せになる才能に長(た)けているから、環境を恵まれたものにすることができる……です。

というこでこれは、以下のバシャールの言葉と本質的には同じですよね?

豊かさとは「自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力がある」ということです。自分がやりたいときに、やりたいことをやれる能力があれば、あなたは成功しています。マル。おしまい。それ以上何もありません。 by バシャール

もうすでに豊かなんだから、あなたは成功している。
あなたはもうすでに成功しているんだから、すでに幸福である。

人生はその人が立てる仮説次第。
すなわち人生は解釈次第。
人生は中立に与える意味づけ次第。

さて、あなたはどんな仮説を立てますか?

あの世に聞いた、この世の仕組み

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