雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
「多くの人間が見ている世界は『あるがままの現実』ではなく、マトリックス(思考プログラムの蓄積)によって脚色された物語、『人生劇場』だ。」
とある。
我々が普通に暮らしているこの現実は、ある意味あの映画『マトリックス』そのものだと言うのだ。
私たちは普段思考が創り出す頭の中の独り言に飲み込まれている。
大半はいま目の前にあるもののことではなく、未来若しくは過去についてつぶやいている。
さらには後悔するだけではなく、その時の感情までも再体験している。
これは何を意味するかというと
「いま」「ここ」に存在している自分、あらゆるものを感覚を使って認識している自分を離れて
思考が創り出した世界、いわば仮想現実に生きていることになる。
その仮想現実の中で、人は目の前の状況に意味をつけ、その意味づけに一喜一憂している。
……ということで、確かに、人それぞれにその人の常識や信じていることに応じた世界を自分で創っており、その世界において、生涯学習してきた物事に対する正当な意味づけを使って一喜一憂している、と言えなくもないですね。
バシャール流に言えば、夢を見ている状態、夢遊病の状態なんでしょうね。
あなた方地球上の人達はみんな夢遊病にかかっています。実際、皆、夢の中で歩いています。 by バシャール
バシャールの言葉ではありませんが、こんな言葉もあります。
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