雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み
このマトリックス（自我がつくり出す人生ドラマの舞台）の洗脳から逃れる方法は……
意外にも……
「何もするな。」
だった。
何もしなかったら、変わりようがない
幸せになるためには、何かをしなければならない
これらの発想自体が、エージェント・スミスの罠なのだと。
その理由をこの本から引用すると
「おまえは、実はもうすでに、とてつもなく幸せなんだ。なぜなら、『幸せ』はおまえとかけ離れた別な何かではなく、おまえの存在自体が『幸せ』そのものだからね。」
（中略）
「自分自身が『幸せ（という存在）』であるにもかかわらず、『幸せ（という価値観や状況）』は、自分がいまだ手にしていない何かだと思い込まされているんだ。」
とのこと。
「夢が叶えば、君は幸せになれるよ」もエージェント・スミスが仕掛ける罠だ。
なぜなら、これを裏側から見れば
「夢が叶わないかぎり、君は幸せになれないよ」と同じだから。
守護霊はさらにこう続ける。
「実は、夢が叶わなくても、幸せでいることができる。何もしなくても、幸せでいることができる。」
（中略）
なぜなら、本当は『状況と幸せは無関係』だからだ。
しかし、人類はエージェントが仕掛けたこの洗脳にすっかり取り込まれ、『幸せにはそれ相応の因果が必要』といった誤った認識を抱え『願望実現』という果てなき旅に出ることになったんだ。」
（中略）
「幸せは、これ以上”幸せになる”ことはできない。何かをする以前に、すでに幸せだからだ。
だから、幸せになるための方法、『どうやったらそうなれるのか』『何をしたら、何をなせば幸せになれるのか』という方法論・メソッド探しに取り組んでも、決して答えには出会えない。
……ということで、さらりと書いてありますが、もしこれが本当なら衝撃的な事実ですね。価値観がするりとひっくり返ります。
でも、これだとすべての辻褄が合いますね。
何故、幸せになろうとしていくら成功本や自己啓発本を読んでも幸せになれないか。
何故、幸せになろうとしていろんなものを手に入れても幸せになれないか。
その理由は、幸せになろうとして何かをするからですね。
何もしなくても、人はそのままあるがままで幸せなんだから。
すでに幸せであるのに幸せになることを求めても、それは決して成就しない。
幸せを求める人が多くいればいるほど、利益を得る人々とはどんな人々でしょう？
それについて考えた時、身のまわりにある、私達を幸せにしてくれると言われているものの正体が見えてくる気がします。
でも……幸せは心の状態のことだから、人それぞれに幸せの条件は違う、そんな考えも一般的に普及していませんでしたか？ドラマなどでも「幸せとは心の状態だ」というのはほぼ常識のように取り上げられていた気が……。
ああ！これも罠だったんですね。
さすがエージェント・スミスです。
嘘をつくときには真実を混ぜろとは言いますが、見事に騙されました。
一般的に言われる幸せとは
幸せとは心の状態
幸せは自分の心が決めること
などなど幸せの対象が物質的なものからスピリチュアルなものへと移行して真実らしく見えますが、「人はそのままで幸せな存在」という一番大事なところがすっぽりと抜け落ちていますね。
これはひょっとして 陰謀？
幸せになるのに「理由」は要らない。その結果だけを得ることができる。 : バシャール・スピリット
バシャールの名言：幸せに感じられることをしていて、自分の情熱をさらに拡大していけるような現実があれば、その人は成功しています。 by バシャール
……ということで、私もいまのいままで、幸せの定義について、騙されていたのかも知れません。（^-^;
私も知らず知らずのうちに幸せになることを求めていました。
これからは、人はそのままで幸せな存在である、を実生活で検証してみたいと思います。
（この検証すること自体が、罠なのかも知れませんが……素直にいまの幸せを認めればいいだけなのかも知れません）
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