おまえはまさに、「安達祐実であることを忘れた、相沢すず状態」なんだ。だから「すずの苦悩」を「自分の苦悩」として感じ、苦しんでいる。 : 雲 黒斎著『あの世に聞いた、この世の仕組み』kindle版をバシャール的に読む

雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本によると、

「おまえはまさに、『安達祐実であることを忘れた、相沢すず状態』なんだ。
(中略)
人間は日々、マトリックスが見せる仮想現実の中で、独自のドラマを紡いでいる。そのドラマの脚本を書くのも、監督をするのも、主役を演じるのも、観客もすべて『自分(自我)」だ。」

とある。

ちなみに相沢すずとは、ドラマ『家なき子』で安達祐実が演じていた超不幸な女の子の役柄だ。

もし安達祐実がドラマの舞台設定を「現実」だと勘違いしていたら、「すずの苦悩」を「自分の苦悩」として感じ、実生活でも苦しむことになる。

でも、自分は自我である相沢すずではなく真我である安達祐実だったんだと本来の自分を思い出せば、「苦しみ」はなくなり、「苦しんでいるすずを演じている」という自覚だけが残ることになるとのこと。

そうか!って悟ったような気にもなりますが、だからどうなの?って気にもなります。(^-^;

相沢すずなら、「だからどうなの?お金持ちになれるんならどっちでもいい!」となるのでしょう。

一方安達祐実なら、「そうかそういうことだったんだ!いままで人生を『苦』と思っていたのは、自分が相沢すずを演じているのを忘れていたからなんだ!」と気づいて感動するでしょう。

でもこの場合感動するのは、自分が本当は安達祐実という女優であると思い出したドラマの中の相沢すずなんでしょうね。

だって真我である安達祐実はそんなことはもうすでに知っていますから。

自分は本当は安達祐実であると思い出した相沢すずが、悟りの状態と言えるのでしょう。

かといって、このドラマの中で、相沢すずを演じるのをやめてしまい、安達祐実本人になってしまえば、ドラマは成り立たなくなってしまいますが……。

さて、このことについてバシャールはどんなことを言っているかと、思うのですが、夢遊病者の例えくらいしか思い浮かびません。

あなた方地球上の人達はみんな夢遊病にかかっています。実際、皆、夢の中で歩いています。 by バシャール

夢遊病者は歩いている途中で、いろんなものにぶつかります。あなたがあなたの人生の中で創造しているのは、そういうことなのです。そしてそういうものにぶつかることによって、ショック療法であなたが目覚められる、ということになるわけです。 by バシャール

真我とは本当の自分だと思うのですが、これもバシャールは以下のように言うばかりです。

バシャールの名言:本当の自分とは自分が一番ワクワクすることを毎瞬毎瞬行動する自分です。 : バシャール ゴールドより

【バシャールの名言】 ワクワクする気持ち、情熱の波動、平和で穏やかな感覚こそ、本来のあなた自身の波動であり、「魂の青写真」の波動。そして、「大いなるすべて」と調和のとれているあなた固有の波動です。

ただ、バシャールの情報において、真我に相当するのはハイヤーセルフ(マインド)だと思われます。

あなたは今、この物理的な現実に意識を合わせていますが、この状態も一種の催眠状態です。そして、自分のハイヤーマインドを忘れている状態もまた、一種の催眠状態なのです。 : バシャール スドウゲンキ

この物理的現実での人生という旅は、実は自分たちにはハイヤーマインドがあるのだということを思い出し、ハイヤーマインドと再びつながるための旅でもあるのです。 : バシャール スドウゲンキ

ハイヤーセルフに「会う」ということではありません。ハイヤーセルフに「なる」ということです。鏡の中のニッコリした自分があなたのハイヤーセルフです。その自分によりなろうとしてください。 by バシャール

これで随分、この本の言う事に近づいてきました。(^_^)


あの世に聞いた、この世の仕組み

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