雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本によると、
いいかい本当の順序はね、「幸福な状況になったから幸せになる」ではなくて、「幸せでいるから幸福な状況になる」なんだ。
とある。
いまの自分には何々が足りないから幸せになれないという「思い癖」があると、それが足りない現実が生まれてしまうんだとか。
つまり、思いが現実化してしまう。
さらに、そういう現実ができ上がってしまうと、今度は「このままじゃダメだ!」という思いが浮かんでくる。
しかし、自分で「ダメだ!」と宣言しているので、「ダメな現実」はダメなままになってしまう。
これもまた、思いの現実化です。
そこで、ダメなのは何かが足りないからだ、だから、足りないものを手に入れればいいんだと、振り出しに戻り、「思い癖」の無限ループにハマってしまう。
(ダメなのは何かが足りないからだと、次々と成功本や自己啓発本を読み漁るのも同じ原理?)
この無限ループから抜け出すためには、『引き算的思考』が必要とのこと。
何を引き算するのか?
「~が足りない」だとか「ダメだ!」という「思い癖」をだ。
「本当は『足りない』なんてことはないし、ダメでもない。人生を楽しむための環境は、いつだって完璧に整っているんだよ。それなのに、それを受け入れることなく、別な何かを探し出すのがおまえの癖なんだ。
とのこと。
う~、私もこの本の著者のように、頭が痛いです。
まったくその通りだからです。
そういう「思い癖」が滅茶苦茶あります。
『あれがあれば……』『こうなれば……』という『足し算的な思考』がバリバリでした。
バリバリの暴走族でした。
そういう『足し算的な思考』を手放して、「いらないモノ」を捨てる『引き算的な思考』に切り替えることで悪循環を抜け出せるとのこと。
バシャールも
幸せになるのに「理由」は要らない。その結果だけを得ることができる。 : バシャール・スピリット
と言っています。
さらに、完璧さについても
たくさんの人達が外を歩きながら「自分は完全ではないのだ」という波動を出して、完璧な人を見つけようと目を外に向けています。実は、自分自身が完全な存在だということを忘れています。 by バシャール
そして最後に癖は……
癖というのは、自分でこういう癖があると認識してしまったら、もう癖ではないのです。自分で知らないでやっているから癖なのです。 by バシャール
ですから、このモットーを覚えておいてください。 「気づき=中立化、無力化されること」 つまり、気づけば、それは中立になって、無力化される、ということです。 by バシャール
そして最後の最後に
あなたが笑うことを選択した時、鏡に映る自分の顔は、笑顔にならざるをえません。わかりますか?そして、あなたが、先に笑顔になる必要があるのです。by バシャール
「人は自分の波動でない現実を体験することはできない」 みなさんの波動がなんであれ、それがみなさんの受け取る現実です。by バシャール
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