すべてのものは、同じ「ひとつのもの」なのです。
同じひとつのものがたくさんのバリエーションを使って、いろんな多面を見せているだけです。
そこに、理由はいりません。
それが「存在」そのものなのです。
それが「存在」そのものの性質なのです。
創造性の性質なのです。
その性質のひとつは「永遠に創り出していく」ということです。
始めもなければ、終わりもありません。
常に「今」「ここ」で、永遠に続くだけです。
以上、Darryl Anka (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈4〉ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある。 (VOICE新書)』P.144-145より引用させていただきました。
そのまんまですね。
ここに全宇宙の真実がある気がします。
付け足すことは何もないので以下にひとつの私の想像を書いてみます。
本当に存在するものは、たったひとつ。
でも、たった一つということは、時間も空間もないということだ。
たった一つということは、永遠にそのままということだ。
何の変化もない”有”。
一つのものが、ただ存在しているだけでは、なんの面白みも喜びもない。
しかし、そのたった一つのものが、夢を見ることを思いついた。
最初は単純なものしか夢見ることができなかったが、そのうちに複雑なものも夢見ることができるようになった。
これが、創造だった。
この夢の世界ではすべてが分離していたので、その結果当然のごとく、時間と空間が生まれた。
存在がたった一つの時には、移動の必要も、移動前と移動後の位置関係も考える必要がなかったが、分離してからは、時間と空間がなければ、不便だった。
創造は自分の創った夢の中では一人ではなかった。
楽しかった。そしてその中では創造が進化することができた。
そして楽しむあまり、いつしか夢の中の世界が唯一の現実だと思うようになった……。
……と、そんな感じなのでしょうか?
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