すべての苦しみは、執着する事から始まります。私達が苦しみから解き放たれ、自由に生きる為には、執着を手放す事が必要です。 :『あっという間に奇跡が起きちゃう魔法の本』

すべての苦しみは、執着する事から始まります。私達が苦しみから解き放たれ、自由に生きる為には、執着を手放す事が必要です。

ソフィア・エムート (著) 『あっという間に奇跡が起きちゃう魔法の本 ―手にとった瞬間から幸せがやってくる!』P.34より引用させていただきました。

これと同じ言葉を、何十年も前にも目にしたことがあります。
仏教に関する本でです。

でも、その時の私は、このことを受け入れることはできませんでした。

やりたいことがあってそれができなくて苦しんでいるのに、その元々のやりたいことを手放す事が出来なかったからです。
そのやりたいことの執着を手放すくらいなら、苦しんでいる方が良いと思っていたのです。

しかし、この事は今になって考えてみると、まさに

執着を手放す事が苦しみからの解放になる、というのを示唆しています。

そ~なんです。

それが欲しいけど手に入らない。
だからこそ、それに執着するし、欲しいものが手に入らないから苦しい。

しかし、その欲しいものに執着しなければ、苦しみも生まれない。
欲しいと思っていたものを、欲しいと思わなくなるわけですから、当然それが得られない苦しみも終わる。
ごくごく当たり前のことです。当たり前の論理です。

でももしその当時、執着を手放すと逆に手に入れることができる(ことがある)と知っていたなら
その時の選択は違っていたかもしれません。

……ということで、ここでもやはりポイントは「良い気分」なのかもしれません。
執着すると「悪い気分」……、 だから悪いことを引き寄せる。
執着を手放して自由になれば「良い気分」……、 だから良いことを引き寄せる……

何時如何なる時いかなる場所でもポイントは「良い気分」

言い換えれば

「ワクワクしている状態」ということ。

この本で言うところの「あっというまに奇跡が起きちゃう魔法」とは、執着を手放す事によって自由という「良い気分」さらには「ワクワクとした気分」になり、その結果その同じ良いもの、ワクワクするものを引き寄せるということであり、バシャールの言うように、与えるものを受け取る、すなわち良い気分を(外側に)与えたので、良い気分を受け取るし、ワクワクとした波動を現実に対して与えるのでワクワクとした現実を受け取る、とそう言うことになるのでしょう。

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