ドイツの文豪ゲーテはむずかしいことや、困ったことに直面した時、何時間も静かに想像上の会話をよくやったということを伝記作家は伝えています。
つまり何か問題があった場合、自分の友人がいつもの身ぶりや口調で、正しい適切な答えを出してくれるところを想像したのです。しかも、ゲーテはこの全情景をできるだけ現実的に、また生き生きとしたものにしたのです。
大島 淳一 著 『マーフィー100の成功法則 (知的生きかた文庫)』 P.174より引用させていただきました。
若い株のディーラーは、この話を聞き、さっそく証券の販売に応用してみたそうです。
彼は今もこの心の中の対話法を仕事に用いているそうです。
彼は、自分のお客さんに莫大に儲けさせ、自分も証券マンとして成功し、億万長者になっているそうです。
これはある見方をすれば、バシャールの言うように、自分のハイヤーセルフとの会話とも言えそうですね。
(ハイアーセルフを常に感じる)一番簡単なやり方は、もしあなた自身が自分のハイアーセルフだとしたら、こういうふうにいうだろう。どういうふうに行動するだろう。それをまずやることです。 : バシャールの学校
ハイヤーセルフに「会う」ということではありません。ハイヤーセルフに「なる」ということです。鏡の中のニッコリした自分があなたのハイヤーセルフです。その自分によりなろうとしてください。 by バシャール
誰でも私たちと話をしているとき、直接私たちと話しているわけではありません。私たちはあなたのハイヤーセルフを映し出しているのです。それがこのコミュニケーションの秘密です。 : バシャール スドウゲンキ