人々が自分の欲しいものを手に入れていない理由は、欲しいものよりも、むしろ、欲しくないものを考えている時間が長いからです。 :『ザ・シークレット』をバシャール的に読書する

人々が自分の欲しいものを手に入れていない理由は、欲しいものよりも、むしろ、欲しくないものを考えている時間が長いからです。

以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・シークレット』P.31より引用させていただきました。

どうしてなんでしょうね。

自分を観察してみても、考えない方が良いと思いつつも、嫌な事を何回も繰り返し頭に浮かべてしまいます。

未来に関しても、良い方向ではなく、まずは、悪い方向に考えてしまいます。

それが生きていくための本能だと言う人もいます。

常に悪いことを予期して考えてきたから、こうやって生き残ってきたというのです。

あれ?ここで矛盾が生じます。

まずは悪いことを予期して生きてきたのなら、その悪いことが実現してしまい、人類は今まで生き残ってくることは、できなかったのではないでしょうか。

でも、実際は人類はこうやって生き残っている。

ここから得られる結論は二つ、悪いことを考えても必ずしも悪いことが起こるわけではない。

もうひとつは、実は人類は良いことばかりを考えて生きてきたから、こうやって生き残っているのだ。

さて、どっちなんでしょう?

ちなみに気になっているこんな本もあります。


シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)

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