あなた達の文化の中では、それぞれ意識の隔離というのをお互いの間で作ってきました。日常の意識と、その下の潜在意識、その下には無意識。この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。ひとつの意識しかありません。 : バシャールの学校

あなた達の文化の中では、それぞれ意識の隔離というのをお互いの間で作ってきました。日常の意識と、その下の潜在意識というもの、またその下には無意識というのがありますが、この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。
ひとつの意識しかありません。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.21より引用させていただきました。

バシャールの言うように現実が幻想であるなら、この三つの意識があると言う現実もまた幻想なのでしょう。
論理的に考えてそうなります。

現実が幻想であるからこそ、そうやって自由に現実をつくることができたのでしょう。

それぞれが、お互いの間で、隠したいものを隠す場所を意識の中につくり、そして自分にも他人にも隠し続けてきた。

それがいままでだった。

しかし、本当はひとつの意識しか存在しない。

……ということで

日常の意識は、このいまの意識ですよね。
そして潜在意識は、潜んでいる意識。
今現在は意識していないが、何かのきっかけで表面に浮かび上がってくるかもしれない意識。
そして、無意識はおそらく、この現実にいる限りは、意識することが不可能な意識の領域ということでしょう。
そういう意味での無意識で、意識のできない世界、意識の届かない世界、そんな気がします。