慢性的な身体的苦痛は、人間が持ちうるなかで、もっとも峻厳（しゅんげん）な教師の一人です。
「抵抗してもムダ」。これが、その教えです。
以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え
以下書いてあることをまとめてみます。
痛みをただあるがままに放っておくなら、痛みが自分から分離して、痛みと自分の間にスペースができるような感覚が芽生える。
これは、自発的に苦しむことを意味する。
自分の意志で意識的に苦しむとき、痛みは、エゴを迅速に燃やし尽くす。
なぜなら、エゴはその大半が「抵抗」でつくられているから。
自発的な苦しみは、「神にささげる苦しみ」
……とのことですが、自発的に苦しむという表現にちょっと違和感を持ちます。
だってすでに苦しみはあるのですから、自発的云々の前に……。
意識的苦しみなら、理解できますが。
※次の記事へ続く
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