自然を静観することによって、大きなトラブルメーカーである、「わたし」という個の観念から、解放されます。 : エックハルト・トール

自然を静観することによって、大きなトラブルメーカーである、「わたし」という個の観念から、解放されます。

以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.145より引用させていただきました。

以下、書いてあることをまとめてみます。

自然界にあるものは、人間と違い、自己を二つに分裂させない。
自己イメージによって生きたりしない。
自分のイメージを守ろう、高めようと執着しない。
自己と一つであるだけではなく、万物とも一つである。

……ということで

でも、そんな自己で果たして楽しいの?という当然の疑問は湧く。

「わたし」という個の観念があるからこそ、面白いし、楽しいという面が確かに存在する。
他人からの賞賛、優越感などなど、「わたし」という個の観念があるからこそ楽しいというのはある。
しかし、これらから得られる楽しいという感情は永遠には続かない。
さらに、飽きによっていずれ楽しくなくなる。

それは明白だ。だからこそ、次から次へと求めることとなる。

それはそれとして楽しめれば良いが、虚しさを覚える場合は、より高い次元の喜びを求めることになるのだろう。
それが、「わたし」という個の観念から開放されたときに得られるより上質な喜びなのだろう。

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