この「わたし」を「観察している」のはいったい誰でしょう?あなたの身体的、心理的な一過性の形態を意識しているのは、いったい誰でしょう?それが、――「本当の自分」――です。 : エックハルト・トール

この「わたし」を「観察している」のはいったい誰でしょう?あなたの身体的、心理的な一過性の形態を意識しているのは、いったい誰でしょう?それが、――「本当の自分」――です。

以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.60より引用させていただきました。

一過性の自分は、本当の自分ではないんでしょうね。

私たちの肉体は、一過性の形態を持っています。
私たちの肉体は、変化しそしていずれ形態を無くします。

私たちの心理的な形態とは、エゴとかパーソナリティとなると思いますが、これも一過性で……
……と考えて、この心理的な一過性的形態って過去世とか未来世とかそういうのまで、含むんですよね?
おそらく。

もっと身近な例で言えば、たとえば怒っている自分は一過性のものであり、いずれは笑っている自分になるかもしれない。
いくら自分はこういう存在であると自分で定義づけても、時間の流れの中では、それは一過性に終わります。

肉体も人格も一過性のもの、移り変わるもの、だから「本当の自分」ではないんでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました