では、その(ドグマによる)根本的「幻想」とはなんでしょうか――? それは、思考と「本当の自分」を同一視してしまうことです。
以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.43より引用させていただきました。
自分とは何かと問われた時、あるいは問うた時、たいていの人はこの思考している自分と答えるでしょう。
こうやっていろいろと思考を巡らせている自分が自分であり、たとえば肉体がこのままの自分でも、そこに何の思考もなければ、それはもはや自分だとは言えないと思っているはずです。
わたしもずっとそう思っていました。
考えるから自分なのです。
考えている自分が本当の自分、それが今までの常識でした。
しかし、どうやら、考えている自分=本当の自分ではないようです。
考えている自分は本当の自分の一部かもしれないですが、考えている自分が本当の自分の全てではないようです。
本当の自分は考えている自分の奥の方にあり、そしてもっともっと広大なようです。
2013.5.17追記
うんうん。
考えている自分イコール本当の自分ではない。
バシャールは以下のようにも言っています。
毎瞬々々、あなたはまったく違う人になっています。なぜなら、みなさんの性格とは、みなさんの意識が人工的に創り上げたもので、毎瞬々々、どんな自分にもなれるからです。 by バシャール
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