どんな状況も、初めから決められている意味、というのはありません。
すべての状況、すべての象徴というものは、本当は中立です。そして中はからっぽです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.104より引用させていただきました。
おいおいバシャール、そんなのありえないだろ!
とたいていの人は言うと思います。
当たり前の反応です。
私たち人間が決めた意味の中でこうして生きているのですから、すべてが中立とバシャールに言われても違和感を感じます。
もうすでに自分達が決めた意味づけの中でがんじがらめになり、そしてそれを疑いのない真実だとして暮らしているのですから、当然の反応です。
でも、もし私たち人間の存在しない宇宙をイメージしてみた時、やはりそこは中立だと言わざるを得ません。
良い悪いだとかネガだとかポジだとか意味づけをする主体がいない世界に、文字通り意味は存在せず、ただ在るものがあるがまま存在しているだけです。
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