「豊かさ」を止めてしまう観念発見の例とは : バシャールの学校 – BASHAR2006(バシャール2006)より

地球上の多くの人たちは、「大きな富を象徴するようなライフスタイルを手に入れたい」と言います。
にもかかわらず、大きな富を引き寄せないだろうと思われるふるまいや考えを選択しつづけてしまっています。

以上、ダリル・アンカ (著), 大空夢湧子 (翻訳) 『BASHAR2006(バシャール2006)―バシャールが語る魂のブループリント』P.182より引用させていただきました。

たとえば、「大金持ちというのは堕落した人間なのだ」という観念があるとする。
そして、この観念やそうなることへの怖れのほうが、豊かになりたいという望みより強ければ、堕落した人間になりたくないので、富を遠ざけるような現実をつくりだしてしまう。

そうバシャールは言います。

大きな富を手に入れていない私を実験台に、これら「豊かさ」を止めてしまう観念をさらに探ってみると……

大きな富は手に入れたい、だけどぞれに付随していろいろと面倒なことが起きる怖れを抱いている。
大きな富を手に入れれば、それだけ周りから注目され関心を持たれる。
そうなると……

……と、いろんなことが頭をよぎる。

さらに大きな富を手に入れるには、少し汚い手も使わなければいけないような気がする。
このような観念は、映画やドラマなどによっても強化されていると思われる。

いずれにしても、大きな富に魅力は感じるが、その一方でさまざまな怖れも存在し、その怖れのほうが豊かになりたい思いに勝ってしまっているので、今のわたしは大きな富は得ていないのかもしれない。