話題のドラマ「家政婦のミタ」最終回のバシャール的感想
ミタさんは観念に縛られていて、そのとおりの現実を創っていた。
ミタさんの強い観念とは、私の笑顔は他人を不幸にする、私には笑うことは許されていない、私は感情をなくすこと自分の意思をなくすことでしかもう生きていけない等などです。
ミタさんのこれらの強い観念によって、ミタさんは感情のないロボットのような家政婦になってしまった。
しかし、この感情のないミタさんが、結果的には裁かない判断しないすべてを受け入れるという無条件の愛を体現することになる。
そして、そのミタさんの無条件の愛によって、崩壊した家族は自分の内面を外側に投影することが可能となり、自分の中にあった閉じ込めていた観念に気づくことになる。
観念に気づいたことで、その観念は無力化され、新しい観念と入れ替わり、結果家族の現実も徐々に変わっていった。
ミタさんから家族へと流れた無条件の愛はいつしか家族の中で満たされそしてついにはあふれ出し今度はミタさんへと注がれる。
その愛によって、ミタさんは感情を取り戻し、感情を爆発させることによってミタさんの中に深く沈殿していた先にあげていたような観念やその他の観念が浮かび上がり、自分の観念が自分の現実を創っていたことに気がつく。そしてそれらが無力化される。
それまでは自分の観念が自分の現実を創っているとは気がついていなかった。
そこに選択の余地が生まれた。
自分が笑うのもこれまでどおり笑わないのも、どちらも同じように可能であり、どっちを選ぶかは自分の選択であると思えるようになった。
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