以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.90-91を参考にさせていただきました。
アルファ崩壊とは、放射性物質の原子核が「アルファ粒子」を放出して少し軽い原子核になる現象。
原子核の中の陽子や中性子は、「強い核力」とよばれる力で強く結びついている。
しかし、アルファ粒子はトンネル効果をおこし、エネルギーの壁をすり抜けて原子核の外に飛び出ることがある。
飛び出したアルファ粒子のプラスの電気と原子核のプラスの電気が反発し、アルファ粒子はものすごい勢いで飛びだす。これがアルファ崩壊である。
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