性格とは、誰かとの関わり、なにかとの関わりの中で、そのつど相対的につくられていった条件反射のパターン : 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』をバシャール的に読む

性格とは、誰かとの関わり、なにかとの関わりの中で、そのつど相対的につくられていった条件反射のパターンでしかありません。
(中略)
性格や人格はあなたの絶対本質ではないということになります。

以上、Mana (著) 『空(くう) 舞い降りた神秘の暗号』P.52より引用させていただきました。

前にも書きましたが、バシャールは性格について以下のようにいっています。

皆さんの性格は、もともと人工的なものであり、ゆえに変えることが可能です。実際、性格は常に変化しています。時には非常に急激に変化します。 : バシャールと宇宙連合

「性格=あなた自身」ではなく、性格は創られた人工的なメカニズム : バシャールと宇宙連合

バシャールは性格は人工的であるがゆえに変えることができるとはいっていますが、具体的にどういうことだから、性格は人工的である、というのはいっていません。

人工的というのだから性格の形成には人の手が加わっていると思いますが、ということは逆にいえば、この本に書いてあるように、自分ひとりしかこの世に存在しないときには、性格も存在しないのかもしれません。

Manaさんは、性格とは「関係性」のことだといっています。

さて、この宇宙にたった一人しか存在しない状況を想像してみます。
当然一人しかいないのだから、コミュニケーションは存在しないでしょう。
となると、言語も存在しない。

それとも、コミュケーションを目的としない言語というのもありえるのでしょうか。
ただ純粋に自分が思考に使うためだけの言語です。

そもそも、怒りっぽい性格だとか、優しい性格だとか、たった一人しか存在しないのなら、他の人と比べようがないので、わかりませんね。だからこのような状況下では性格というものが存在するのは不可能に思えます。

つまり性格というのは絶対的なものではなく相対的なものということになります。

では、性格は変えられるのか?

たとえば怒りっぽい性格の場合、たとえば肉体的な不快感が怒りっぽくさせているなら、その肉体的不快感の原因となるものを取り除けば怒りっぽい性格は直ると考えられる。

次に考えられる怒りっぽくなる原因は、その人の環境とか考え方だ。
圧迫というかストレスが強くしかもその数が多い環境では怒りっぽくなると考えられるが、この場合もその原因となるものを取り除けば、大丈夫に思える。

最後に考えられるのが、思い込みとか、勘違いとか、そういう観念や考え方の部分だ。勝手に勘違いして怒ってみたり、他人との考え方の違いから、怒りを感じる場合もあるかもしれない。そしてこの場合も、誤解を解いたり、考え方や観念を変えれば怒りっぽさは解消されると考えられる。

ゆえに性格は変えられる気がする。

MIL32099

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