まず状況を「中立」と見ます。
この状況にいかなる意味もない、と見るのです。
(中略)
状況を中立にし、それに肯定的な意味を与えると決めたとしましょう。
「私は肯定的に自分の人生を生きることに決めた。だからこれには肯定的な意味があるはずだ」
「こんな状況にみえるけれど、自分自身には、ないか必ずいい意味があるに違いない」と。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック5―望む現実を創る最良の方法はワクワク行動をすること (VOICE新書)』P.92-93より引用させていただきました。
この本のp.91からp.95に渡って例の電車に乗り遅れる例が載っています。
大事なミーティングがあって、それに間に合わせるために急いで駅に向かうが、電車に乗り遅れてしまう。
ああ、大事なミーティングに遅れてしまう!なんということだ!もう絶望だ!
と落胆してまわりの人に当り散らすこともできる。
しかしこの状況を、電車は駅を出て行った。あなたはプラットホームに立っている。あなたは電車に乗っていない。ただそれだけ。
と、中立に見ると
あなたは、では、この状況に肯定的な意味を与えてやろうとなる。
あなたは、じゃあ、どんな良いことが自分に待っているのだろう?という気持ちになる。
さあ、次の電車が来ました。
ドアが開きました。
なんと、そこから出てきたのは何年も会っていなかった友人です。
あなたは思います。さきほど電車に乗り遅れたのは、この友人に会うためだったのか。
この本では、ここで話しが終わっていますが、他の本では願いがかなったりと、良いことが起こります。話しが良い方向へと転がり始めます。
同書P.95にこうあります。
あなたがそういう意味を与えることによって、常にうまくいきます。
どんな状況も、すでにその中に本質的に決まっている意味はありません。
あなたが与える意味によって、そこから得られる結果が変わってきます
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