以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.34-35を参考にさせていただきました。
それまで光は波だと考えられていたが、アインシュタインは1905年「光には、それ以上分割できないエネルギーの最小単位(光量子)がある」という仮説を立てた。
この光量子は今では光子(こうし)と呼ばれる。
光子は、粒子のような性質をもち、同時に波のような性質をもつ何物かです。
これを「波と粒子の二面性」という。
光源から2本のスリット越しに光子を一つずつスクリーンに向かって放つことを繰り返すと、線状にはならずに縞模様になってしまう。 (干渉縞)
これは一つの光子が波のように振る舞い、二つのスリットの両方を通過したと考えざるを得ない。(一つのものが同時に二箇所に存在する!)
このように光子は「波と粒子の二面性」を持つが、ミクロの世界では、電子などあらゆるものが波と粒子の二面性を持つ。質量が大きくなるほど波の性質は目立たなくなる。
バシャールには以下のような言葉あります。
すべて、この現実は波動であり、振動です。すべての次元、すべての段階の根本には、ある結晶のようなものがあります。そのおおもとの振動が現実化したものが「物質」です。by バシャール
すべての物体というものは、光もしくはエネルギーの、ある周波数からできています。すべての物体というものが、そういう周波数からなる関数をもった式で表せます。 : バシャール・スピリット
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