意識がこの物理次元に焦点を合わせるとき、自分自身を、時間と空間というワクの中にはめます。そうすると、本来はひとつであるものが、たくさんに分離して見えてきます。そして、その分離のひとつひとつが、みなさんが人格と呼んでいるものに凝結していきます。
ある人生を生きるために、ある人格をつくるのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.6より引用させていただきました。
以下前後バシャールのいうことをまとめてみます。
すべての個人は、意識が人工的に創りあげている。
この物理的な次元は、意識が表現できるほんの一部分。
意識は、前世も含め多くの人生、多くの人格を持っている。
時間は幻想なので、すべての人生は「今」起きている。
個々の人生は、全体意識からみれば、部分部分が凝縮して小さな結晶になったものといえる。
……ということで、これを夢に当てはめるとどうなるか
意識が夢に焦点を合わせるとき、すなわち夢を見ているとき、夢の中の時間と空間の中に自分自身をはめる。そうすると本来はひとつであったもの、自分の意識が、たくさんに分離して見える、それは夢に登場する人物の意識すなわち夢の中の他人の人格。
そう夢の中の他人も人格を持っているが、それは確実に自分の意識が分離したものだ。
しかも夢の中には多くの人が出てくる。これらの人格は自分の意識が人工的に創りあげたものだ。
この場合、前の夜までに見た夢は前世といえる?
さらに夢の中では時間の経過がおかしくなるし、空間もおかしくなる。
これは時間も空間も幻想だから?
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