平行人生とは、単にあなたの魂の部分(soul self)が延長されたものです。ひとつの存在がいくつもの性格に分割されたもので、現在皆さんが存在していると思っているひとつの時間の流れ以外の別の次元へ自分自身を拡張している部分です。それ以外にも、現在の時間の流れの中で「分身」として、同時に複数の平行する人生をもつこともできます。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.30より引用させていただきました。
平行人生において一番最初に浮かんでくる疑問が、その平行した人生にいる自分は果たして自分なのだろうか?です。姿かたちは似ていても、魂が自分でなければその人は他人です。
平行した人生にいる自分の気持ちは、ここにいる自分は知りません。
ここにいる自分が同時に平行した人生にいる自分になれたとき初めて、あああっちの自分も自分なんだってわかると思いますが、ふつうそれはできません。
さらに、この時間の流れ以外の別の次元って具体的にどういう世界なのかイメージできません。
その別の次元って時間や空間はあるのでしょうか?もしあったとしてもこの世界のそれらとはどう違うのでしょうか?
さらにさらに、この時間の流れの中で「分身」として、同時に複数の平行する人生を持つことが可能だそうですが、そういう選択が可能だということ自体が疑問です。そういう選択の自由があるということ自体が疑問のひとつになるのです。
いずれにしても、バシャールの言うことが正しいのなら、真相は死んで肉体を失えばわかることでしょう。
いや、死ななくてもこの肉体でそれが体験できるという人もいるように記憶しています。
はてさて、どうなんでしょうね。
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