怖れというのは、自分自身に対する慈悲が足りないということです。自分の人生のなかで起きているいろいろなことを信頼できないということです。怖れというのは、あなたが自分自身で見たくないものを、いつまでも見ようとしない時にやってくるメッセージなんです。ですから、聞かないとより大きな声になってきて、より卑劣なやり方であなたの注意をひきつけるまでやります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.219より引用させていただきました。
たとえば何か自分の怖れていることの結果が入っている手紙が来るとします。
もうとても怖ろしくて、それを見るのが怖くて、手紙を開けることができません。
どうせなら明日開けようと思います。そして明日になったらまたその次の日に開けようと思います。
直面するのが怖くてそれを後に延ばしても、それが好転するというのは滅多にありません。逆に先延ばしすることによってさらに悪化するというのはけっこうあるでしょう。
おそらく見るのが怖いからそれを見たくないのでしょうね。
そして、それを見ないからさらに怖れが増してくる。
そうではなく、人生で起きていることを信頼する。
自分の成長のために必要だったと信頼する。
本当の自分になるために必要だったと信頼する。
現状を受け入れる。
今を生きる。
そういうことなんでしょうね。
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