カルマというのは、単にあなたの存在すべてが結合した体験なのです。
自分の周波数を変えるためには、そして自分を高い存在にさせて進化させるには、すべての体験のバランスを取る必要があります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.31より引用させていただきました。
ここでいうすべての体験とは、前世をも含みます。
自分の周波数を変えるにも、自分を高い存在に進化させるにも、すべての体験のバランスを取る必要があるという。
さてここで様々な疑問がわいてくる。
この物理的な現実が幻想であるなら、幻想なのにバランスが崩れるのだろうか?
時間も空間も幻想であるなら、因果関係も幻想であるはずだ、であるならカルマそれ自体も存在しないのでは?
……と思うが、幻想もその中にいるあいだは現実ということなのだろう。
そういえばこんなようなバシャールの言葉もあった。
現実が幻想であったとしても、そこから得られる体験はリアルである。
つまりオンラインゲームの世界は仮想の世界の話で実際には存在しない世界だが、その仮想世界でゲームをプレイして得た体験(ゲームが体験と言えるかどうか微妙だが)は、リアルな体験である、というのに似ているのだろう。
仮想世界であろうとそこで何かを行いそして得た”体験”はリアルであり体験は体験としその人の人生に残り続ける……ということだろう。
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