宇宙のすべての存在にこれが適用できます。
その、ただひとつの法則とは、次のようなものです。「あなたの与えるものが、あなたに戻ってくる」
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック5 望む現実を創る最良の方法はワクワク行動をすること 』32ページより引用させていただきました。
与えるものが戻ってくるという宇宙の法則については耳が痛くなるほど聞かされていますが、真の意味の理解が必要なのかもしれません。
与えるものが戻ってくるの真の意味は、自分の出す波動が現実への反映として戻ってくるという意味だと思います。
そしてその波動は、潜在意識もしくは表層意識で「一番強く信じている観念」によって決まる。
波動が観念によって決まるのは、観念とは感情を生み出すものだからです。
波動は気分によって変わるからです。
観念すなわち自分の信じていることを変えれば、自分の気持ちが変わり、そして気分が変われば、自分から出ている波動が変わる。
自分から出ている波動が変われば、それを反映してくれるまわりの現実が変わる。
そして自分の与えるものを受け取ることになる。
自分の出している波動以外の現実は体験できない。
体験している現実は、自分自身の波動の反映にすぎない。
体験している現実は、自分が与えたものを受け取っているにすぎない。
なのでもし望む現実になっていないのであれば、自分は何を信じているからこの現実なのかを探ること。今の現実を反映している波動のもととなっている自分の信じていることがわかれば、それを変えること。
自分の信じていること、すなわち観念は現実の設計図。
設計図をもとに感情という大工さんが思考パターンという材料を使って現実を構築していく。
自分の信じていること、すなわち設計図が変われば、感情という大工さんの気持ちや気分が変わる。
気持ちや気分が変われば、思考パターンという材料も変わる。材料が変わればそれらを使って構築される現実も変わる。
信じることを変えれば(考え方を変えれば)、気持ちが変わる。
気持ちが変われば、気分が変わる。
気分が変われば、出している波動が変わる。
出している波動が変われば、波動を反映している現実が変わる。
とこのように現実に直結しているのは波動であり、波動に直結しているのは気分。
いくら自分はポジティブな人間だと思っても気分がポジティブでなければ、それを信じていないことになります。気分が本当にそれを信じているかどうかのバロメーターになりそうです。
気分がイコール自分の出している波動なので、気分は嘘をつかないのかもしれません。
自分の現実に反映されるものは波動であり自分の出す波動は気分によって変わる。
そしてその気分はどのようにして決まるかと言えば、何をどのように自分は信じるか(考え方)によって決まる。
いい気分でやる気の起こるものを信じたいものです。
あるいはいい気分ややる気の起こる考え方をしたいものです。
どうせ信じるならいい気分になるもの、やる気の起こるものを、信じた方が良い現実になる気がします。
世の中に目を向けると悪い気分になるものや、やる気のなくなるものであふれています。
でもだからと言って悪い気分になるものや、やる気のなくなるものを信じる必要はない。
私たちには信じる自由がある。
自分にとって望ましいほうの現実を信じた方が気分はいいだろうしやる気も出てくる。
何時も気にすべきは気分です。
いい気分でやる気がありワクワクとしているなら、正しいほうを信じている。
もしそうでないなら間違ったほうを信じている。
何を信じるかはまったく自由です。
あるいはいい気分でやる気があってワクワクした気分なら正しい考え方をしているのでしょう。
どのような考え方をしようともそれは個人の自由です。
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