すべての個人は、全体を、その特殊な方法の中で百パーセント表現しています。
ワクワクする感情の中では、そのすべての部分がひとつに溶け合うことができるのです。しかし、だからといってその瞬間に、みなさんの足元から地面が消える必要はありません。ただ、みなさんが生きていく中でその状態を「道具」として使うことはできます。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある 』24ページより引用させていただきました。
ワクワクとした感情を道具として使うことによって(もしくはすべての部分がひとつに溶け合った状態を道具として使うことによって)、自分自身を否定している部分を取り去ることができる。他人を否定するものを、切り捨てていくことができる。
本来の自分自身を表現して、情熱に満ちた生き方ができる。
怖れをなくして、本当に自分自身のすべてをエンジョイすることができる。
存在の根源的状態がワクワクとした状態なので、ワクワクが全員の共通の感情でありなおかつすべてをひとつにする感情なので、その共通のすべてを一つにすることが可能なワクワクとした感情を通してさらに上のレベルですべてがひとつになる、ということでしょうか。
ワクワクとした状態はすべてがひとつに溶け合った状態なので、その状態を道具として使って、自分や他人を否定する部分を取り除いたり、本来の自分を表現して情熱に満ちた生き方をしたり、怖れがなくなり、本当の意味で自分自身のすべてを楽しむことができるようになる、ということなんだと思います。
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