時間と空間は、すべてのものを創り出す、実現化する潜在的な力を持っています。
「無」の中には、実現できない形でのエネルギー、すべてのエネルギーを実現できない形として持っています。これによってすべての存在のバランスを保っています。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』42ページより引用させていただきました。
存在には「無」と「なにか」という二つの極がある。
この二つがひとつになってすべてを創っている。
「無」はそのままではいられない。
「なにか」を生みださなければならない。
「無」が爆発して、この物理次元で、時間と空間を創り出した。
時間と空間は、この「なにか」という部分です。
時間と空間の中にも、そして「無」の中にも、自分自身のすべてを含んでいる。
時間と空間はすべてのものを創り出す潜在的な力を持っており、
一方「無」の中には、実現できない形ですべてのエネルギーを持っている。
これによりすべての存在はバランスを保っている。
すでに存在しているものは存在しない形になることはない。
「無」の方がこれから実現化し得ないものをすべて含んでしまっているから。
今存在しているものが存在しない形になるには、
「無」の方がもういっぱいなのです。
このプラスとマイナスのバランスが、今存在しているものの永続性を確証します……。
書いてあることを簡単にまとめると以上のようになります。
きっとよくわからないと思います。わたしもそうです。
時間と空間の中に存在するためには、「無」の中にも存在しない形で存在しなくてはならないってことでしょうね。
時間と空間の中にプラスのエネルギーとして存在しているということは、「無」の中にもそれと同じだけのマイナスのエネルギーが存在しているということでしょう。
そのようにバランスを取らないと時間と空間の中には存在ができない。
「無」の中に非存在を持たないと存在ができない。
よって存在しているものは非存在にはなれない。
すでに自分の非存在は存在してしまっているから。
……と、そんな感じではないでしょうか。
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