バシャールペーパーバック 1より:カルマというのは単に「調整されなくてはいけない動的な力」
カルマというのは単に「調整されなくてはいけない動的な力」という意味です。
(中略)
ひとりひとり自分の欲しいものは全部創ることができます。それにより、ネガティブなもの、カルマ的なものも切れてしまいます。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.30、33より引用させていただきました。
バシャールによれば、自分が体験しているものはすべて自分が創り出したものです。
自分で自分の世界を創造しているのですから、欲しいものを全部創ることができてもおかしくありません。それどころか、欲しいものをなんでも創造できて、それが当たり前です。だって自分が創造している世界なんだから。
そう考えるとカルマって、自分が考えていたのとちょっと違う方向にエネルギーが行ってしまったことなのかもしれません。気がついた段階で、方向を逆方向に修正すれば、それで済むのでしょう。
前世で誰かを傷つけたから、今世でその誰かに同じように傷つけられる……と、そんな単純なものでも、決まりきったものでもないようです。
2013.8.17追記
ここで、自分が体験しているものはすべて自分が創り出している、についてごく常識的に考えてみると。
もうすでにそうである現実は変えることは出来ないが、現実に対する意味づけは個々人で自由に行なうことが出来る。
そして、その意味づけによって、もうすでにそうである現実から得る結果が決まってくる、となりそうです。
だとすると、欲しいものは全部創ることが出来る、というのも、ごくごく当たり前のことを言っているに過ぎないことになります。(欲しいものは現実ではなく現実から得る”体験”なのだ。そして体験というのは与える意味づけによって自分の自由に得ることが出来るのだ、ということでしょう。)
もうすでにそうである現実は変えることは出来ないが、それに対する意味づけは自由に行なうことが出来る。
そして意味づけによって欲しいもの(体験)は全部まさに”創る”ことができる。
もうすでにそうである変えられない現実に対する意味づけこそが(体験の)創造そのものなのだ。
たとえば、牢屋にいる現実は変えられないが、そこから地面の泥を見るか、それとも夜空の星を見るかで、自分の体験は違ってくる。
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