生きのびることを望むなら、もう執着は乗りこえて、ほんとうの愛にしたがわなければならない。
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)』299ページより引用させていただきました。
以下書いてあることをまとめてみます。
一般的に言って人間は自分たちの愛のために他人に対しては残酷なエゴイストになる。
そしてこういった愛が戦争を生み出す。
このような愛は度数の低い愛であり、アミたちはそれを執着と呼んでいる。
生き抜きたいというのはひとつの愛のかたちだが、その対象が身内などに限定されるのは過度な執着の結果と言わざるを得ない。
アンバランスでエゴイスティックな愛である執着を手放さないかぎり公正で平和な世界を築くことはできない。
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