「未来の自分」「現在の自分」「過去の自分」は、実は三人の別々の人間なのです。
いまあなたは「幸せな自分」と言いました。
その「幸せな自分」は一度も「不幸な自分」ではなかったのです。
文字どおり、違う現実に生きていた「違う人間」なのです。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.168より引用させていただきました。
バシャールによると……
自分の周波数を変えることによって「いまの自分」をつくることができる。
「いまのあなた」と「あのときのあなた」とは別の人。
高次の次元では、ふたりの「あなた」は同じだが、物質レベルでは「このあなた」と「あのあなた」は別。
さらに、バシャールはパラレル・ワールドをマスクでたとえて説明しています。
いろいろなパラレル・ワールドは、マスクのようなもの。
意識が深いところで変わると、新しいマスクに変わる。
古いマスクは、まだ存在していて何も変わっていない。
新しいマスクは、顔につける前からすでに存在していた。
ふたつのマスクは同時に存在している。
新しいマスクは新しいマスクの世界に存在し、古いマスクは古いマスクの世界に存在している。
あなたの意識は、かつて古いマスクを通して世界を見ていた、しかしいまは新しいマスクを通して世界を見ている。(その世界には古いマスクは存在しない?)
高次の意識は、常に「すべてのマスク」を通して世界を見ている。
変わったように見えている世界は、「物質次元の意識がフォーカスしているところ」。
これは、「現実」を創造する自分とも言える。
高次の次元では、すべてのマスクは同時に体験されている。
だから、古いマスクから新しいマスクに変えても、古いマスクには意識の一部が残る。
物理次元では、意識のフォーカスを変え「古いマスクから新しいマスクにつけ換えた」ということになる。ある意味、一度溶けて、また結晶化したようなもの。
しかし、古いマスクと古い世界は、そのまま残っている。
……ということですが、かなり理解は困難です。
前世や未来世が、いまの自分とは別人だと言われると、それなりに納得できます。
しかし、過去の自分が文字どおり自分とは別人だと言われると、思考が停止してしまいます。論理的に説明することができません。
もしこれが真実だとすると、警察も裁判所も要らなくなります。
どんな悪いことをしても、時間が経てば、その人はまったくの別人になってしまうからです。
だけど、物質次元ではお互いに別人であっても、高次の次元では同一人物です。
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