自分では気がつかないその欠点を、まさに他人の中にみいだすと、そのひとをひと一倍はげしく非難するということがいつも起こるんだよ。
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)』83ページより引用させていただきました。
以下書いてあることをまとめてみますと。
多くの人が自分のことを(完璧に)素晴らしい人だと思い込んでいる。
自分の持っているいくつかの欠点を直視できないでいる。
でもその自分で気がつかない欠点を他人の中に見ると
その人を激しく非難してしまう。
そして逆に人からその欠点を非難されようものなら、死ぬほどのショックを受けてしまう。
……ということで、これはあるあるですね。
まさにこれが人間です。
自分の欠点というものから無意識的に目を背けてしまう。
神の様な完璧さを自分に求めてしまう。
それもひとつの愛の現れなのでしょう。
自分の欠点が愛せないから他人の欠点も愛せない。
でも愛は無条件です。
欠点をも含めての愛なのでしょうね。
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