「金持ちになる」という結果だけに執着することが、自分自身に制限を与えていると気づけたなら、「金持ちになりたい」という固定された執着がとれるかもしれません。
もっと素敵な未来があるのに、なぜかつまらないひとつの結果だけにこだわる必要はないのです。
以上、さとうみつろう (著), ダリル・アンカ (著)『その名は、バシャール』56ページより引用させていただきました。
損か得かという現実的考えで行くと、金持ちになることに執着するのは、損ということなります。
もっと大きな得を得るチャンスを逃すからです。
でもこれも逆に考えると、金持ちになることに執着して、散々失敗して、その後執着を手放して、結果として金持ちになった時には、喜びも倍増するとも言えるでしょう。
さらに、願いは放っておけばかなう!だろうし
ワクワクを行動に起こす時には、結果に対する執着を無くす
というのにも通じる気がします。
ここにもある意味、ジレンマが存在しますね。
幸福感を味わいたくてわざわざ不幸な状態を選んで生まれて来たのに、せっかちにそして手っ取り早く幸福になろうとする。
でもそれでは、味わおうとしていた幸福感が薄れてしまう。
生まれて来た目的が幸福感を味わうためであったなら、その目的に反してしまう。
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