思い出してください。「The One」は、経験することができないのでしたよね?だから、自分に反射してきたものが意識です。
「The One」は自身を認識できません。なぜかというと、比較する対照がないからです。
別の存在ができて初めて、別の存在と自分を比べて「違う」と、自分自身を認識できます。その認識が意識のことです。つまり意識とは、「自らを反射している存在」のエネルギーとも言えます。
以上、さとうみつろう (著), ダリル・アンカ (著)『その名は、バシャール』290-291ページより引用させていただきました。
シンプルに言えば
自分がすべてであり
よって
他人もすべて自分である
と、そんな感じではないでしょうか。
すべては自分。
すべては自分の一側面。
ただ私が考えるに、この一般的な自分は存在するが
この個性的な自分は存在しない可能性を考えます。
すべてが自分であるということは、裏を返せば、(個性的なこの)自分は本当は存在しないとも言えます。
(本当は存在しないから、いずれ消滅する……)
自分を認識するという一般的な意識現象は永遠なのかも知れませんが
この自分を認識している個性的な自分という認識はいずれ消滅するのではないでしょうか。
つまり一般的に言われてきた死は相変わらず存在するように思えます。
バシャールやスピリチュアルが言うような個性の永遠性は
人はいずれ死ぬという現象は変わらないが、見方や言い方を変えただけに思えます。
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