自分に対する無価値観からの自殺

バシャールのペーパーバック4の13ページには以下の様にあります。

この世界で一番大きな怖れは「自分の存在は本当は無価値である」という無価値観です。自己否定が、この文明の中で一番大きく見えます。

自分がこのまま生き残っていくために、何かをしなければ自分の生き残る存在価値はない、と考えています。

私のことを信じてください。
みなさんが存在する価値がなければ、最初から存在していません。
なぜなら、無限の創造者は、意味のないものは創らないからです。
みなさんが今存在しているとすれば、無限の創造者の目から見れば、みなさんにはなにか価値があるのです。
みなさんも、自分自身に同じような尊敬の目をもって生きてください。

ニュースで報道されていることが真実であるのなら、最近起こった若い女性の自殺はまさに自分に対する無価値観からの自殺だったのでしょう。

自分は無価値であるという自己否定の究極なものは自らの命を絶つ自殺と言うことになるのでしょう。

「何かをしなければ自分の生き残る存在価値はない」という考えは、他人と比べて勝つことが人にとって一番価値あることだという考えの裏返しにも思えます。

ノーベル賞が価値があるのも極論すれば他人との競争に勝ったからです。
ミシュランガイドもそうだし、オリンピックもそうだしワールドカップもそうです。

人は他者と比べて優れていることに価値を見出します。
そのためには惜しみなくお金を使います。
時には汚い手も使います。

しかしバシャールの言うようにすべてが本来は中立であるのなら、それらの価値は人間が勝手に決めたものです。
人間が勝手に決めた意味づけのひとつです。

競争という物差しで物事を見ればそこに必ず勝者と敗者が存在してしまいます。
競争という物差しで物事を見ればそこに価値と無価値が存在してしまいます。

競争という物差しを外して中立の目で見ればすべてに価値があります。

無限の創造者は、意味のないものは創らないからです。

創造されたものにはすべて意味がある。
そしてすべては本来中立である。

MIL13007

この記事は、以下の本を参考にしています。

バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)

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