夢は5つの波動レベルの「知恵」における体験であり、体験するために観念や感情そして知性の部分は必要としない。夢は非物理次元に属す。:バシャールと宇宙連合

バシャールと宇宙連合による本『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』の23ページにはこうあります。

これ(夢)も「知恵」のレベルにおける体験であり、体験するためには観念や感情そして知性の部分は必要ありません(ただ夢の記憶として描写されるシンボルは、観念、感情、そして知性の3つの分野から選び出されます)。夢の現実そのものは、「存在」のすぐ下の「知恵」のレベルにおいて起きます。これは物理次元の上部(観念までが物理次元に属します)にあり非物理次元に属します。

5つの波動レベル(ある種の5つの次元?)は以下の様になっている。

存在から知恵、知恵から観念、観念から感情、感情から知性が生まれる。

夢というのは目覚めてから脳が創り出しているというのは何かの本で読んだことがあります。

だから夢の時間経過と現実の時間経過が違うのだと。

夢の中では1時間くらいかかっているような出来事も、実際は10分の間に見た夢だったというようにです。

夢という体験自体は、「知恵」のレベルで起こっており、その下のレベルである観念や感情や知性は必要としないそうだ。

(5つの波動レベルのうち「存在」と「知恵」は非物理次元に属し、「観念」「感情」「思考」が物理次元に属すというのは興味深い。どこでどうやってその線引きが行われるのだろう?)

眠りから目覚めた知性が?夢の記憶として呼び起こす時に、観念や感情そして知性の部分が付加されて、現実としてある程度あり得る世界として認識するようだ。

ただ私は数回、夢の中でこれは夢だと気づいている夢を見ている。
夢の中でこれは夢だと気づいている時は、夢の中でハッキリと今を今だと感じていた。

しかしそれも夢の中の今を今だと感じていた記憶として呼び出しただけであり、リアルタイムでは今を今だと感じていなかったことになる。

夢の中で感じていた”今”はなんだったのか?

それはつまり私達は「知恵」のレベルにおいての体験は可能だが、その体験そのものを後々再び追体験することは不可能と言うことか?

私達はより上の次元を夢として体験しているが、そのリアル体験(つまり体験そのもの)を、過去の記憶として呼び起こすことは不可能であるということだろう。

記憶を呼び起こすという行為が夢のレベルである「知恵」未満のレベルで行われるからだろう。
動物や植物はおそらく記憶を呼び起こして懐かしむということはないだろうから。

ということで、せっかく非物質次元を体験しているのに、それを思い出すことができないというのは、残念な気がします。

MIL39035

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