本当は生まれた時の権利として、ずっと喜び、楽しんで暮らすことができるのです。バシャールはそう言います。

バシャールのペーパーバック1の48ページには以下の様にあります。

あなた方の社会では、喜びというのは勝ち取らなければならないと思っていますけれど、本当は生まれた時の権利として、ずっと喜び、楽しんで暮らすことができるのです。

想像できるものはすべて今すぐ手に入れることができる。
想像できることは手に入れたも同然。
想像することは、こちらの方を選ぶと決めること。
その能力があるということはそれに値するということ。
ワクワクとか想像できるということはそれに値しているということ。
自分が欲しいものを、苦労して、一生懸命努力して手に入れる必要はありません。

書いてあることをまとめると以上のようになりますが……

さて!です。

想像できるものはすべて今すぐ手に入れることができる?
この物理的な現実においてそれは不可能です。

1000億円を机の上に想像して目の前にパッとそれが現れた人はいますか?
誰もいないと思います。

自分の不老不死を想像して一瞬で不死身のスーパーマンになった人はいますか?
映画の中にしか存在しないと思います。

だとしたら何を意味するのか……。

勝ち取る喜びというのも存在するのは確かです。
勝利は誰にとっても嬉しいものです。

しかし勝利するということは敗者を作ることであり
なおかつ勝利する人は少数であるほど価値が増します。

世界で一番勝利した人。
世界で一人だけが勝利し他全員が負けた勝利が一番価値があります。

つまり勝利の価値が上がれば上がるほど勝利する人の数は少なくなるということです。
勝利は限られた人だけのもの。だからこそ価値がある。

勝負において両者が同時に勝つことはありません。
オリンピックにおいて参加者全員が金メダルを獲ることはありません。

このように勝ち取る喜びというのは本質的には他人を打ち負かしての喜びです。
他人を蹴落としての喜びです。喜びの反対のものを生み出す喜びです。

勝ち取る喜びというのは全員が同時に味わうことは不可能な喜びです。
敗者は絶対存在するからです。

では権利としての喜びとは何でしょう?

それはおそらく自由に意味を与えることができる権利のことでしょう。

1000億円を手に入れてそれを使うことが可能です。
自分が創作した小説の中で。いますぐ。

想像の中では一瞬でスーパーマンになれます。
それは子供にとって楽しい経験です。

負けでさえ意味づけによっては喜びになり得ます。
無限の意味づけによって人はすべてを喜びに変える権利を持っている。

それはある意味まさに創造主としての権利です。

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この記事は、以下の本を参考にしています。

バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)

コメント

  1. 匿名 より:

    >想像できるものはすべて今すぐ手に入れることができる?
    >この物理的な現実においてそれは不可能です。

    物理世界というオンラインゲームの仕組みを作ってる、運営者の意識があります。
    それをチャネリングして、その意識になれば、超能力は可能です。
    また、運営意識に接続しなくても、物体の位置情報をクリスタル等でリプログラムして、テレポーテーションを起こしたり、そういうことも可能です。、

    また、物理的に手に入れる以外にも、想像で手に入れたり、より素早い自分を使って手に入れられます。
    スーパーカーが欲しい場合、物理的にすぐ手に入らなくても、リアルに想像できれば満足できます。
    リアルに想像できなくても、乗った時の爽快感に意識を合わせれば満足できます。
    爽快感を感じられなくても、「爽快感を感じている、達成された自分」感に意識を合わせれば満足できます。

    こうやって、どんどん根本的な意識領域に向かっていくことを、アセンションといいます。

  2. バシャール研究家 バシャール研究家 ネオ・アンダーソン より:

    こんにちは

    いまの私には不可能だし、一般的には不可能だという認識である、

    との意味での不可能だとの理解をお願いします。

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