「存在」から最初に分化または派生するのは「知恵」、すなわち自己に対する気づき、自分自身が大いなる全てであるという気づきです。:バシャールと宇宙連合

バシャールと宇宙連合による本『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』の20ページにはこうあります。

「存在」から最初に分化または派生するのは「知恵」、すなわち自己に対する気づき、自分自身が大いなる全てであるという気づきです。

知恵とは、自己に対する気づき、自分自身が大いなる全てであるという気づき

だそうですが、自己に対する気づきはあり得そうですが、自分が大いなる全てであると気づくのは、なかなかないように思えます。

このちっぽけで何もできない私が大いなる全て?

到底信じられません。

昔はまったくイメージも湧きませんでしたが、最近は霧の彼方にぼんやりとイメージできるようになりました。

自分が大いなる全てであるというイメージです。

つまりこの私というものは幻なのです。
私は存在しません。私は幻想です。

存在しないのになんでこうやってブログを書けるのだろう?
存在しないのになんでこうやっていろいろと考えることができるのだろう?

そういう疑問も湧きますが、夜見る夢が確かに幻想であることを考えると、幻想はそれが覚めるまでは紛れもない現実であり続けるということでしょう。

たとえそれが幻想であったとしても幻想の中にいるうちはそれが唯一の現実です。

夜見る夢が夢の中では現実以外の何物でもないのと一緒です。
夢の中にいるうちは夢の世界が現実です。

そして夢はいつか覚めます。
夢の中の自分もその時消えます。

消えるものは幻です。
消えないものにとっては。

BAL01079

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